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お宮参りに関する豆知識

お宮参りの服装ガイド。何を着ればいい?

2019.06.10

2024.07.19

お宮参りは、お子さまが無事に産まれたことを地域の氏神様に感謝し、これからの健やかな成長を祈る行事。赤ちゃんがはじめて神さまと対面する大切なセレモニーですので、晴れ着を身につけてお祝いしたいものです。
とはいえ、育児に追われている時期にあれこれ調べて衣裳を準備するのはとっても大変。今回はお宮参りをする赤ちゃんとご両親、祖父母の服装選びのポイントをご紹介します。

赤ちゃんの正式な服装は「着物」。

お宮参りでの赤ちゃんの正式な服装は「着物」です。肌着のうえに白羽二重の内着を着せ、そのうえから「祝い着」を羽織らせるのが基本セット。祝い着とは、赤ちゃんを抱いた祖母や母親のうえから包むように覆いかぶせる着物で、「産着」「掛着」「初着」とも呼ばれます。

祝い着の下は何を着るの?

一番下に着る肌着は、気候に合わせて選びましょう。暑い季節は涼しくて汗をしっかり吸うもの、寒い時期は保温性の高いものをチョイス。赤ちゃんは体温調整が上手にできないので配慮が必要です。

内着に使われる白羽二重は白い絹の生地。軽やかでやわらかく、品のいい光沢で上品に赤ちゃんを包み込みます。最近は内着の代わりにベビードレスを着せる場合も多いのですが、高級感のある白羽二重の内着はお宮参りの装いを格上げしてくれるのでおすすめです。

買ったほうがいい? レンタルでOK?

お宮参りの衣裳。昔は母方の実家が用意していましたが、最近は赤ちゃんの両親が好みのものをそろえる傾向にあります。特別な装いですが、一生に一度のもの。レンタルを上手に活用する方も多いようです。

男の子と女の子、祝い着のおすすめ絵柄

お宮参りで着る祝い着には、赤ちゃんが元気で健やかに育つことを願うご両親の願いが込められています。絵柄には縁起のよい吉祥文様がよく使われ、男の子と女の子それぞれに親の想いを表現したモチーフがデザインされているものが人気です。

男の子の祝い着

“強くたくましく育つように”と鷹や兜、龍、虎など勇壮なモチーフを使った熨斗目模様(のしめもよう)が好まれます。カラーはブラックやブルー、グリーンなどがメイン。地域によって、家紋を入れます。

女の子の祝い着

“健やかで美しく育つように”と蝶や手毬、鈴、御所車といった華やかな友禅文様が人気。ピンクや赤など女の子らしいカラーが多く、赤ちゃんの愛らしさを引き立てます。

お父様とお母様、祖父母の服装は?

赤ちゃんに祝い着を着せるなら、お母様やおばあさまも和装でそろえましょう。見た目のバランスが取れますし、正式な衣裳を着れば心身が引き締まり家族の記念日をよりいっそう輝かせます。写真スタジオで撮影する場合でも、家族の絆を感じる特別な記念写真を残すことができるのではないでしょうか。

お母様におすすめの衣裳

母親の着物は、「訪問着」「色無地」「付け下げ」が一般的。主役である赤ちゃんを引き立て、祝い着と相性のよい色と絵柄を選びましょう。ワンピースやスーツなど洋装の場合でも、派手なものは避けてフォーマルに。神社での行事なので露出の多い服装はNGです。

お父様におすすめの衣裳

父親はスーツを着る方がほとんど。略礼服にあたるブラックスーツやダークスーツに白ワイシャツと白ネクタイを合わすのが基本です。ほかの家族と合わせて和装にする場合は、一つ紋もしくは三つ紋入りの羽織に袴をはくのが正式な装いです。

祖父母におすすめの衣裳

赤ちゃんが祝い着を着るなら、祖母も着物を身につけるのが正式な服装マナー。昔は「黒留袖」がふさわしいとされてきましたが、今は「色留袖」や「訪問着」、「色無地」などが着られています。こちらもお母様の着物と同様に赤ちゃんの祝い着と合わせ、バランスのいい色柄を選んでください。
祖父はスーツが一般的です。赤ちゃんやご両親が着る衣裳と同等の格をもった礼服や準礼服を着用ください。

着物でお宮参りをするときの注意点

子育てが大変なお母様と小さな赤ちゃんがともに外出するお宮参り。負担が軽減できるようしっかり準備し、当日は快適に過ごしましょう。

赤ちゃんの暑さ・寒さ対策はしっかり

赤ちゃんは体温調節がうまくできません。祝い着の下は季節やその日の天候に合わせて、夏は肌着のみ、冬は重ね着をするなど工夫しましょう。日よけになる帽子も必須です。

汚れにも注意が必要

吐き戻しやよだれなどで祝い着が汚れてしまうことがあります。内着やベビードレスにスタイをつけ、口のまわりを拭くガーゼハンカチも用意しておきましょう。祝い着は神社についてから着せてあげると赤ちゃんの負担が軽くなり、汚れ防止にもつながります。
また、お母様の母乳染みを防ぐため、母乳パッドを多めに入れておくのもおすすめです。

着物での授乳は?

着物での授乳は前を開いて行います。着崩れてしまう恐れがありますし、神社内に着替えられる場所や授乳所がない場合もあります。
着付け前にたっぷり授乳しておきましょう。ほ乳瓶で飲める赤ちゃんであれば、搾乳した母乳を準備しておけば安心です。

慌てないようにお家で練習を

祝い着の着付けは慣れないもの。神社で慌てないよう、お家でひととおり練習しておきましょう。また、祝い着と紐を重ね合わせておくなど、下準備をしておけば現地でスムーズに着用できます。

お宮参りのおすすめ祝い着

お宮参りを彩る、おすすめ祝い着。男の子と女の子、それぞれご紹介します。

宮参り男児お祝い着131

高級感のある黒地に凛々しくも華やかな兜が大胆に描かれた風格のある祝い着は、男の子のお宮参りを格上げします。荒々しい波のうえを宝船が堂々と進んでいく模様は、たくましく育ってほしいと願う親心を表現しています。
祝い着のほかによだれ掛けや帽子、守り袋をセットしています。


>>宮参り男児お祝い着131
> お宮参り用祝い着(男の子用)一覧を見る

宮参り女児お祝い着223

可憐な黄色地にピンクのぼかしが雲のように浮かび、たくさんの桜が愛らしく舞う女児の祝い着。かわいらしく、やさしく育ってほしいという想いを絵柄に込めています。裾の鮮やかな朱も美しく、ハレの日を盛り上げる衣裳です。
こちらのセットも、祝い着のほかによだれ掛けや帽子、守り袋がついています。


>>宮参り女児お祝い着223
> お宮参り用祝い着(女の子用)一覧を見る

さらに、お母様やおばあさまにおすすめの着物も多数取り揃えています。

お母様用


>>訪問着レンタルHRB430 A2(身長160cm前後、9-13号、ヒップ85-100cm)


>>訪問着レンタルHRB661 B1(身長155cm前後、13-15号、ヒップ100-110cm)
> 訪問着一覧を見る

祖母用


>>色留袖レンタルIRB1145 B1(身長155cm前後、13-15号、ヒップ100-110cm)


>>色留袖レンタルIRB2016 B2(身長160cm前後、13-15号、ヒップ95-110cm)

> 色留袖一覧を見る

大切なお宮参りをレンタル着物で一生の思い出に!

お宮参りは赤ちゃんにとっても、ご両親・祖父母の方にとっても一生に一度の大切な行事。家族みんなの記念となる特別な服装でのぞみたいものです。
とはいえ、子育てに追われる大変な時期なので時間のかかる準備はできませんし、一度のことに大きな出費をするのももったいないように感じます。
それらの悩みを解決するのが、手軽なレンタル着物。
晴れ着の丸昌池袋店は、お子さまの健やかな成長を願うご家族の想いを込められる高品質の祝い着をそろえております。着物のプロがスタイリングすることも可能です。気軽にご相談、お問い合わせください。

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