お宮参りとは、産まれてから最初に行うとても大切な行事です。お宮参りとはどんな行事なのか、お宮参りをする時期や場所、服装などについてご説明します。
お宮参りとは
本来は赤ちゃんと土地の神様との対面や、氏神様を参拝して新しい氏子として祝福をうけるための行事。お産の忌明けの儀式でもあったようです。
現代では、赤ちゃんが無事産まれたことを神様に感謝し、健やかな成長を祈るための行事として行われています。
お宮参りをする場所
お宮参りは、一般的には産まれた場所や住んでいる地域の神社で行います。
氏子入りの儀式の意味合いが薄れてきた近ごろでは、自分の好きな神社でお宮参りを行う人も増えてきました。
安産祈願をしていただいた神社で、赤ちゃんが無事に産まれたお礼もかねてお宮参りをするのもおすすめです。
遠方の神社へのお参りは、生後間もない赤ちゃんとママの負担になることがあるので近場の神社を選ぶのがよいでしょう。
お宮参りの方法
お参りとお賽銭だけですませる方法と、お祓いをうけて祝詞(のりと)をあげてもらう方法があります。それぞれのご家庭に合った方法で、気持ちを込めてお参りしましょう。
神社へのお参りだけの場合
神社の入り口にある手洗い場で、左手、右手の順に洗い、口をすすいで清めます。お賽銭を入れてから鈴を鳴らし、「ニ礼、二拍手、一礼」のお参りをします。一般の神社を参拝するときと同じ方法でのお宮参りです。
お祓いをうける場合
事前に神社に連絡しておくとスムーズです。料金が決まっているかどうかも確認しておきましょう。
料金の設定がない場合は、お宮参りの祈祷料の相場である5000~1万円ぐらいを準備しておきます。ご祈祷が始まる前には、オムツ替えや授乳をすませておくと安心です。
お宮参りに最適な時期とは
一般的には、赤ちゃんが産まれてから約1か月後に行います。
男の子は生後31日目、女の子は生後33日目に行うのがよいといわれていますが、日数にこだわる必要はありません。最近では、家族の仕事の都合やお天気によって日取りを決める方も多いようです。
真夏や真冬にお宮参りの時期が重なる場合は、過ごしやすい気候になるのを待って行うことも。お宮参りの日取りは、赤ちゃんとお母さんの体調を最優先して決めましょう。
地域によって風習の違いもあるので、ご両親などに相談してみるのもよいかもしれません。
お宮参りにふさわしい服装とは
お宮参りの赤ちゃんの正式な服装は、白羽二重の内着に祝い着を掛けた和装。最近では、着心地がよく体温調節もしやすいベビードレスやカバーオールの上に祝い着を掛けるスタイルが主流です。
男の子の祝い着は、強くたくましいイメージの鷹や兜、龍や虎などの柄が人気。蝶、手毬、鈴、御所車や鼓などの華やかで上品な柄は、女の子の祝い着によく使われています。
大切な赤ちゃんが身に着ける祝い着は、なるべくやわらかくて軽い高品質なものがおすすめです。
付き添いの家族の服装は、主役である赤ちゃんに合わせて。赤ちゃんが和装の場合は、付き添いの家族もフォーマルな服装でバランスをとりましょう。
お宮参りとは赤ちゃんへの思いのこもった行事
お宮参りとは、大切な赤ちゃんの誕生を祝い、今後の健やかな成長を祈る行事。気持ちを込めてお参りすることがなにより大切です。形式や方法にとらわれず、ママと赤ちゃんの体調や家族の都合に合わせて行いましょう。
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