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小紋に関する豆知識

結婚式で小紋を着るときに気をつけたいポイント

2017.01.11

2024.05.07

カジュアルな着物である小紋は、フォーマルシーンである結婚式参列には注意が必要です。参列OKの小紋の種類、結婚式の形式など、確認すべきポイントをまとめました。

小紋はどんな着物?

小紋とは、上下方向が関係のない模様がちりばめられた着物のこと。

多くが型染めという柄付けの技法で作られており、落ち着いた縞模様、沖縄地方の個性的な紅型(びんがた)、エキゾチックな更紗、絞りなど、模様の種類や大きさ、密度などはさまざま。

多種多様な小紋は、幅広い着こなしが楽しめる着物として親しまれています。

小紋の格式は「外出着」

和装は染め方や仕立て方などで格が決まっており、その場所や立場などでふさわしい装いをすることがマナーとされています。公的な儀式にふさわしい、もっとも格式の高い和装の第一礼装は、打掛、黒留袖、本振袖、黒紋付。

第一礼装に準じ、入学式や結婚式、披露宴などのフォーマルな場でも着られる略礼装には、色留袖、訪問着、振袖、色無地の紋付があります。

小紋の格は礼装にはあてはまらない「外出着」。親しい方との食事会や観賞会、同窓会などのおしゃれ着や街着として着るのに適している装いで、結婚式などのあらたまった席には不向きな装いになります。

結婚式で着るなら「江戸小紋の紋付」を

「江戸小紋」は、小紋のなかでも格が高く、江戸時代の武士の裃(かみしも)に使われていた「定め小紋」がルーツ。精密で繊細な模様をもち、遠目からは色無地のような深みのある上品な風合いが特徴。

家紋の入った「江戸小紋の紋付」は、準礼装と同等の格をもち、フォーマルシーンにも対応ができます。結婚式で小紋を着たい場合には、普通の小紋ではなく「江戸小紋の紋付」を選ぶようにしましょう。

結婚式で小紋を着るときに気をつけるポイント

準礼装になる江戸小紋の紋付ですが、結婚式で着るときに気をつけたいポイントがこちらです。

結婚式の形式

最近ではパーティー形式の結婚式や海外挙式、会費制披露宴などカジュアルな結婚式が増えていますが、一般的に結婚式は礼装で出席することがマナー。

結婚式が行われる会場のイメージに合わせることも大切ですので、格式の高いホテルや式場で結婚式を行う場合はとくに色留袖や訪問着にしたほうが無難です。

小紋を着たいときには自分で判断をする前に、「どのような場所でどのようなスタイルの結婚式なのか」を、新郎新婦に聞くことが大切。場になじむような装いを心がけましょう。

新郎、新婦との間柄

新郎新婦との間柄で、結婚式で着る和装の格も変わってきます。新郎新婦の親族にあたる場合には、お客様をもてなす立場となりますので、小紋はNG。格のある礼装を着るようにしましょう。

友人や同僚として披露宴から出席する場合でしたら、略礼装である江戸小紋の紋付。2次会からの出席なら、よそいきの小紋でも問題はありません。

友人代表のスピーチをする場合には、礼装のほうが好ましい装いとなりますので、小紋は避けるようにしましょう。個性的で愛らしい小紋ですが、あくまで外出着です。

結婚式の形式や立場によってふさわしくない装いになってしまうので注意が必要です。親族から会社関係まで人が集まる結婚式には、基本の格のある礼装を着たほうが安心。気持ちよく結婚式のお祝いをすることができるでしょう。

幅広い着こなしが楽しめる小紋はレンタルで

小紋を着るなら格を重視する結婚式よりも、おしゃれ着として自分らしく着こなすほうが自由に着物のおしゃれを楽しむことができるでしょう。友達との食事会や観劇などに和の装いでお出かけしてみてはいかがでしょうか?

晴れ着の丸昌池袋店では、気軽に着ることができる小紋のレンタルをしています。華やかなデザイン、落ち着いたデザインと幅広くラインナップ。シーンに合わせてお選びいただけます。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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