袴と着物をセンスよく組み合わせて、思い出に残る卒業式にしましょう。色や柄の組み合わせによって、さまざまな表情が楽しめる袴。すてきな卒業式のために、袴と着物の組み合わせのポイントについてご紹介します。

卒業式の袴「色」の組み合わせ方

袴と着物の色の組み合わせは、全体の印象を大きく左右する大事なポイントです。好きな色や、なりたいイメージに合わせて選びましょう。

同系色で組み合わせる

ピンクとえんじ、紫と薄紫、水色と青など、同じ系統の色を組み合わせるとすっきりまとまります。

薄い色の着物と濃い色の袴の組み合わせは、視覚効果で背を高く見せることもできて、身長が低い方にはとくにおすすめ。さりげなく着物の柄の色と、袴の色を合わせるのもおしゃれです。

補色で組み合わせる

赤と緑、黄色と紫、オレンジと青緑などの相反する色の組み合わせは、インパクトとメリハリのある個性的な印象になります。補色の組み合わせは、お互いの色を引き立てあうので存在感があってとても目立つでしょう。

色のトーンを合わせて組み合わせる

淡いパステルトーンはかわいらしさや若々しさ、ダークトーンなら大人っぽさといったように、トーンにはそれぞれイメージがあります。着物と袴の組み合わせは、トーンを合わせてイメージを表現するのもおすすめです。

卒業式の袴「柄」の組み合わせ

袴は、着物の柄との組み合わせによってもイメージが変わります。着物ではちょっと勇気が出ないような大胆な柄も、袴なら挑戦できるかもしれません。

古典柄

桜やボタン、菊など日本で古来より使われてきた伝統的な古典柄。単色の袴でオーソドックスに、グラデーションの袴で少し明るいイメージにと、組み合わせる袴によって違った表情が見られます。

どんな袴と組み合わせても相性がよく、品よく清楚にまとまる古典柄は、正統派でいきたい方にとくにおすすめしたい柄。パッと目を引く、明るい色の袴を組み合わせても合いそうです。

ただ、バラ柄などのモダン柄の袴との組み合わせは、アンバランスになるのでおすすめできません。

モダン柄

バラなどの西洋花、ハートや蝶などの身近な現代風のデザインが特徴です。可愛いものから大人っぽいものまでイメージはさまざまですが、モダン柄は全体的に華やかで個性的な印象。

少し大胆な柄も、シンプルな袴を組み合わせることで少し落ち着いた印象にもなります。モダン柄の着物を着こなす自信がなくてあきらめていた方も、袴なら組み合わせ次第で挑戦できるのではないでしょうか。

かわいいイメージのモダン柄なら、袴に刺繍があるものもキュートにまとまってステキですね。

無地

無地の着物は、どんな袴にも間違いなく合います。着物がシンプルな分、さまざまな組み合わせが可能。グラデーションや刺繍が入った袴で華やかに、総柄の袴で個性的に、自由自在にイメージが変えられます。

シンプルに無地の袴を組み合わせて、その分小物やヘアメイクにこだわってみるのもいいかもしれません。

センスよく組み合わせた袴で卒業式を楽しもう

色や柄によって印象が変わる袴は、ポイントを押さえて上手に組み合わせましょう。お気に入りの袴を着ていけば、大切な卒業式がすてきな思い出になること間違いなしです。

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