礼服を長持ちさせるためには、マメなクリーニングが必要不可欠です。「毎回クリーニングに出さなきゃダメ？」「クリーニング代の相場はどれくらい？」そんな疑問を徹底解説いたします。

礼服は毎回クリーニングに出すべき？

礼服は着ている時間が短いため、1度着ただけでクリーニングに出すのは、なんだかもったいない気がしてしまいますよね。しかし、礼服は着るたびに毎回クリーニングに出すのがおすすめなのです。

汗や皮脂汚れ、食事をしたときの小さな食べこぼしなど、目に見えないわずかな汚れは、時間がたつとカビや変色、虫食いの原因となってしまいます。

礼服は高価なものですので「カビや虫食いで再び買い直す」なんてことを考えれば、マメなクリーニングで長持ちさせるほうが、断然経済的。ただし、近日中に着る機会がある場合などは、最後に着終わってからのクリーニングで大丈夫です。

クリーニングに出さないときもお手入れが大切

着る機会が重なっていてクリーニングに出さない場合は、その都度ブラシをかけ、通気性のよい場所で保管しておくことが大切。とくに、油断をするとすぐにカビが発生してしまう梅雨の時期などは、注意が必要です。

クリーニング代の気になる相場は？

礼服のクリーニング代は、スーツが1000円前後なのに対して、少し割高な1500～2500円くらいが相場。チェーン店と個人店では、チェーン店のほうが費用が安く、仕上がりが早い傾向にあるようです。

仕上がりの品質を求める際は個人店がおすすめですが、お店によって技術に差があることもしばしば。口コミなどをリサーチして、行きつけのお店を決めておくと安心です。

礼服のクリーニング代が高い2つの理由

礼服のクリーニング代が普通のスーツと異なるのは、クリーニングの方法が違うからです。礼服のクリーニング代が高い“納得の理由”を解説いたします。

1．礼服だけでお洗濯をする

礼服は、ほかの学生服やスーツなどと一緒に洗うことはなく、礼服のみでお洗濯されます。単独でお洗濯することで、他の衣類の汚れ移りもなく、防虫・防カビ効果が高くなります。

2．撥水・防カビ・防虫などの特別加工が含まれる

礼服のクリーニングは、汚れをきれいに落とすだけではありません。スタンダードなクリーニングコースではオプションとなるような、撥水・防カビ・防虫などのオプションが、標準としてコースに含まれています。

着る機会が普通のスーツよりも少ないため、いざ袖を通す際にトラブルなく着ることができるよう、礼服には必要な加工なのです。

アイロンも職人の手仕事で行われますので、仕上がりの美しさは格別。長期間保管することになっても、型崩れの心配がありません。

お手入れが面倒な方はレンタルという方法も

礼服はこまめなお手入れが大切ですが、お手入れが面倒な方には、礼服をレンタルするという方法もあります。

レンタルは、面倒なお手入れの心配は一切不要。そのときの体形や好みでデザインを選ぶことができますので、礼服をあまり着る機会がない方には便利です。

礼服を長持ちさせる秘訣はマメなクリーニング！

せっかく買った礼服ですので、大切に長く使いたいですよね。長持ちの秘訣は、マメなクリーニングです。また、お手入れが面倒な方や着る機会が少ない方は、レンタル店を利用するのもよいでしょう。

晴れ着の丸昌池袋店では、季節やシーンに合わせたレンタル礼服が、種類豊富にラインナップしております。お手入れの心配も一切不要ですので、お気軽にご利用くださいませ。