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礼服に関する豆知識

失敗しない礼服のマナーは慶弔で使い分ける

2016.12.09

2024.07.19

慶事・弔事で着用する紳士用礼服のマナーは、シーンごとに細かいルールがあります。ちょっと面倒ですが、失敗しないためにも基本的なルールをしっかり押さえておきましょう。

慶事で着る礼服のマナー

紳士用礼服は慶事で着る機会も多く、結婚式や卒業式、成人式などいろいろなシーンで大活躍。そこで、慶事で着る礼服のマナーについてシーンごとにご説明していきます。

結婚式や披露宴

結婚式や披露宴で新郎がモーニングコートを着る場合は、親族もそれに合わせるのがルール。新郎がディレクターズスーツを着る場合は、親族もディレクターズスーツやブラックスーツを着用します。

また、新郎・新婦の両親の礼服は同格にすることがマナー。式の前に着用する礼服については、しっかりと打ち合わせしておきましょう。

出席者に関してはブラックスーツが基本。最近はグレーやネイビーなど、おしゃれなカラースーツを着る方も増えていますが、友人などであれば問題ないでしょう。新郎新婦が親族など近しい人の場合は、ブラックスーツが好まれることがあるので、事前に確認するのが無難です。

記念式典

祝賀会や記念式典のような公の場では、昼は正礼装のモーニングや準礼装のディレクターズスーツ、ブラックスーツを着用します。夜は正礼装の燕尾服、準礼装のタキシードを着用するのがルール。

昼は午前中から午後6時まで。夜は午後6時以降ですが、冬の時間帯は午後7時で分けます。基本的にモーニングやディレクターズスーツは昼の礼服。タキシードは夜の礼服です。

ドレスコードを守るのが礼服マナーの基本

招待状に書かれているドレスコードは、当日の服装の格式を指定するものです。「ホワイトタイ」は燕尾服、「ブラックタイ」はタキシードを指しており、注意が必要なのは「平服でお越しください」と書かれていたとき。

ここでの平服はフォーマルスーツのことを指しているので、チーフやネクタイなどでおしゃれさを足して出席しましょう。ダークスーツでも構いませんが、華やかな場なので光沢のある素材や、明るい色の小物を足すのがおすすめ。

指定されたドレスコードの礼服着用でマナーを守りましょう。

弔事で着る礼服のマナー

葬儀や告別式では故人を偲ぶ気持ちを表すためにも、マナーを守ることが大切。それでは、弔事での礼服マナーについてご説明していきましょう。

喪の礼服の基本はブラックスーツ

葬儀や告別式での正礼装の装いはモーニングですが、これは喪主の装いになりますので、一般の参列者がモーニングを着用するとマナー違反になります。

しかし、現実には葬儀や告別式での正礼装は少なく、喪主も準礼装のブラックスーツを着用することがほとんど。このため、参列者もブラックスーツを着用するのが弔事のマナーとして定着しつつあります。

ただし、通夜の場合は「急いで駆けつけた」という意味を込め、親しい間柄であれば平服でもマナー違反ではありません。その場合には派手な色や柄、光沢のある服は避け、黒やグレーのシックな色合いを選ぶようにしましょう。

礼服のマナー シャツ・ネクタイ編

慶事や弔事で着用する礼服のシャツやネクタイにもマナーがあります。それでは、シーンごとにご説明していきましょう。

シャツを選ぶ

【慶事】
結婚式や披露宴では白が基本です。襟の形はモーニングやタキシードを着用する場合はウイングカラー。ブラックスーツであれば、レギュラーやワイドがおすすめ。二次会やカジュアルな場ではカラーシャツでもかまいませんが、色合いは薄めのものを選ぶのがマナーです。

【弔事】
無地の白シャツで素材は光沢や織柄のないもの。襟の形はレギュラーかワイドが適しています。

ネクタイを選ぶ

【慶事】
結婚式では光沢のある白やシルバーが多く、年配者向き。一方、若い人の間ではパステルカラーなどの薄い色合いのものや、柄の入ったものも増えつつあります。しかし、格式の高い式典などでは白がマナー。

【弔事】
黒無地で光沢のないもの。黒のチェックやストライプなどは、たとえ控えめな柄であったとしてもマナー違反です。ネクタイの幅に関しては、広いものや細すぎるものは避けましょう。また、葬儀は故人をしのぶことが目的ですので、カフスやタイピンはNG。

慶事、弔事はマナーが問われる場でもあるので、細かい部分まで身だしなみに注意し、マナーある服装で出席するようにしましょう。

「晴れ着の丸昌 池袋店」おすすめの礼服

豊富なレンタル礼服を取り扱っている晴れ着の丸昌池袋店より、おすすめの礼服を3点ご紹介。着る機会が少ないから買うのはもったいない、体形が変わって持っている礼服が入らなくなってしまった…というときにはレンタルを活用しましょう。

夏用黒ダブル略礼服

結婚式に出席する際など、幅広く使える夏用の略礼服。ガーデンパーティーなども多くなっており、室内の式典ばかりではないので、夏には夏用の礼服を着るようにしましょう。

最近の夏は気温も上がっているので、体調を崩さないためにも洋服で体温調整するのは大切なことです。デザインはダブルなので、若い方よりは年配の方におすすめ。

ダブル礼服はおなか周りをカバーしてくれるのが特徴なので、体形の変化が気になってきた方にもぴったりです。

>>夏用黒ダブル略礼服の詳細はこちら

冬用黒ダブル略礼服

先ほどと同様の略礼服は、着る機会も多いフォーマルウェアです。冬用の略礼服は購入済みという方も多いと思いますが、体形が変わって入らなくなってしまっていることも。

礼服はあまり頻繁に使用するものではないので、またすぐに使う予定がなければ、レンタルで済ませるのもひとつの手です。

お腹周りがゆったりしたつくりのダブル礼服は、体形カバーに役立つだけでなく、寒い冬には中に着込むこともできます。多めに着込みたいときには少し大きめのサイズがよいので、寒がりか暑がりか、住んでいる地域の気温はどうか、などを考慮するとよいでしょう。

>>冬用黒ダブル略礼服の詳細はこちら

夏用モーニングコート(18)

正礼服であるモーニングコートは、主に新郎新婦の父親や受章者が着用する礼服です。モーニングコートを着用して出席する場合は、目立つ立場であることがほとんどなので、サイズ感や季節感は大切。

年齢を重ねると体形が変わってしまうことも多いので、モーニングコートなど着る機会の少ない礼服は、レンタルを活用しましょう。

レンタルならそのときの体形に合わせた礼服を着られますし、季節感が違う、なんてこともありません。小物に関しても一式揃っているので、大切な式典の前に余計な心配をしなくてすみます。

>>夏用モーニングコート(18)の詳細はこちら

礼服はシーンごとの着こなしマナーを守って着用

礼服のマナーは慶事や弔事では大きな違いがありました。シーンごとに決められたルールに従ってマナーを守りましょう。

晴れ着の丸昌池袋店では、モーニングやタキシード、ブラックスーツを納得の価格でレンタルしております。モーニングやタキシードは購入するよりもレンタルが経済的ですね。

また、体形の変化で着られなくなったブラックスーツもレンタルがおすすめ!レンタルの紳士礼服は便利なネットショップでご予約くださいませ。

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