晴れ着の丸昌 池袋店

来店予約
9時30分入店で衣裳を
ゆっくり選べます!
来店予約はこちら
お急ぎは0120-870-511

礼服に関する豆知識

読んで納得!礼服と黒いビジネススーツの違い

2017.04.24

2024.07.19

男性の黒いビジネススーツと礼服は一見同じように見えますが違いがあります。知らずにスーツで参列すると、まわりから指摘されてしまうかもしれません。そうならないためにも違いをしっかり把握しておきましょう。

礼服の種類

礼服には格式や使うシーンによっていくつか種類があるので、簡単にご紹介。一番格式高い正礼服は夜であれば燕尾服、昼間であればモーニングコートです。それに続き、凖礼服のタキシード、略礼服であるブラックスーツの順で格式が決められています。

一番使用頻度が高いのはブラックスーツであり、披露宴やお葬式に参列する場合など、いろいろな場面で使用されます。今回、一番紛らわしいブラックスーツとビジネススーツの違いについて、1つ1つチェックしていきましょう。

礼服と黒いビジネススーツ、どこが違うの?

礼服やスーツのデザインはメーカーやブランドによってもさまざま。そのため明確な違いについては一概には言えませんが、わかりやすい違いとして次の6つが挙げられます。

1.一番の違いは“黒色”と“生地の質”

礼服と普通の黒のビジネススーツを見比べると、その差は歴然。黒色が濃く黒の深さを感じる礼服に対して、ビジネススーツは少しグレーがかった薄い黒色に見えます。

室内ではわからなくても、屋外に出ると色の差がはっきりとわかってしまうことが多いので、注意が必要。お葬式でも出棺などの際には外に出るので、外に出たら周りに気づかれたということも少なくありません。

また、生地の質にも違いがあります。それはポリエステルが含まれるかの違い。礼服には上質なウールが使われていますが、普通のビジネススーツには安価なポリエステルが含まれていることが多いのです。

2.ジャケットの襟(ラペル)の違い

ラペルとはジャケットの襟の部分のこと。違いを見分けるポイントのひとつが、襟にAMFステッチ(ハンドステッチ・ピックステッチという場合も)が施されているかどうかです。

AMFステッチとは、スーツの襟に沿って施されているステッチであり、これがあるとフォーマルさがやや低下し、逆にカジュアル感が増すのが特徴。略礼服であるブラックスーツには入っていることもありますが、タキシード・モーニングにはまず入っていません。

また、ピークドラペルはフォーマルスーツによく見られる形状です。ピークドラペルとは、下襟の先が鋭角で先が上に向いているデザインで、フォーマル度が高いジャケットといえます。

3.マナーに関わる光沢の違い

慶事用の礼服は別ですが、喪服としての礼服は光沢のない生地が使われていることがほとんど。しかし、普通の黒のビジネススーツは、光沢のある生地のものが多く販売されています。

お祝いの席では光沢のあるスーツでもかまいませんが、お葬式などお悔やみの席で光沢のある服を着ることはマナー違反となりますので注意しましょう。

4.ベントの違い

ジャケットの裾に入っているスリット(切れ込み)をベントといいますが、ビジネススーツにはこのベントが入っています。もともとベントはポロなどのスポーツ競技から生まれたとされ、動きやすくするためのものです。

ノーベントは礼服などフォーマルウェアに用いられるので、ベントが入っていないほうがよりフォーマルだといえるでしょう。

5.ビジネススーツは細身のスタイルが多い

礼服は一度購入するとあまり買い替えることはないので、体形の変化にも対応できるよう、シルエットがゆったりとしたデザインが多いのが特徴。若い方は特にタイトなものを選びがちですが、購入する場合には先々まで考えて選びましょう。

一方、ビジネススーツは最近の流行りもあり、細身でスタイルをよく見せてくれるようなデザインが、多くなっています。

6.着用シーンの違い

礼服をビジネスシーンで着ることはまずありませんし、ビジネススーツでお葬式などに参列するのは、マナーとしておすすめできません。仮にビジネスシーンで礼服を着用していると、取引先の方に「何か不幸があったのかな?」と、思わせてしまうこともあるので要注意。

逆にお葬式にビジネススーツを着て参列すると、親族の方に対して失礼になりますし、マナーを知らないと思われ恥をかく可能性もあります。

礼服とビジネススーツは違う点が多く、ざっとご紹介しただけでもこんなにあります。礼服とスーツの違いがわかったところで、思い切って礼服を1着選んでみてはいかがでしょう。

おすすめのレンタル礼服

レンタル礼服を取り扱っている晴れ着の丸昌池袋店より、おすすめの礼服を2つご紹介します。

夏用黒ダブル略礼服

ゆったりとした作りであり、貫禄が出ることが特徴のダブルスーツの夏用。生地にはウールが使用されているので、礼服として慶事から弔事までさまざまなシーンに対応できます。

冠婚葬祭はほとんどが室内で行われていますが、ガーデンセレモニーや出棺のときなど、意外と外に出るのも多いもの。長袖を着ていられないほど暑いこともあるので、夏場の冠婚葬祭には夏用の礼服を着るのがよいでしょう。

季節ごとに礼服を用意するのは金銭的にも負担になるので、お手頃価格のレンタルを利用するのもおすすめです。

>>夏用黒ダブル略礼服の詳細はこちら

冬用黒ダブル略礼服

1つ目と同じように、少しゆとりがある作りになっているダブルスーツの冬用。夏用とは違い冬用の生地が使用されていますが、ウールが使用されているので、幅広く活用していただけます。

ダブルスーツであればややゆったりした作りなので、スーツだけで寒さに対応できない場合には中に着込むことも可能。体形カバーにも一役かってくれるので、おなか周りにコンプレックスをお持ちの方にも、おすすめしたい一着です。

最近体形が変わって、持っていた礼服が入らなくなってしまった…というときには、とりあえずレンタルで対応しましょう。

>>冬用黒ダブル略礼服の詳細はこちら

違いを知れば常識が身につく

礼服とビジネススーツは残念ながら兼用できません。冠婚葬祭のマナーは知らなかったでは済まされず、恥をかくのはほかでもないあなた自身。違いを知っているのと知らないのとでは大違いです。

フォーマルウェアを扱うレンタル専門店「晴れ着の丸昌池袋店」では、普通のスーツとは違うワンランク上の礼服が数多く揃っています。冠婚葬祭で礼服が必要になったときは、便利なレンタルもぜひ利用してみてください。

Copyright(C) HAREGINO MARUSHO. All rights reserved.