訪問着を着たい！と思ったときに便利なのがネットレンタル。レンタルの際にはどのようなサービスがあるのかを必ずチェックしましょう。今回は訪問着をネットレンタルするときに見ておくとよいポイントをまとめました。

女性の略礼装「訪問着」を着るシーンとは

裾と肩から袖にかけて、縫い目を渡って柄がつながる「絵羽模様」が魅力の訪問着。留袖などの第一礼装に準ずる略礼装の格をもち、女性の未婚、既婚に問わずこのような幅広いフォーマルシーンに着ることができます。

• 結婚披露宴（母親や仲人の場合は黒留袖）
• 入学式
• 卒業式
• 格式の高い場所でのパーティー
• 仕事のイベント
• 目上の方へのご挨拶

洋服とは違い柄や素材などで季節も表現でき、日本人女性を引き立たせる訪問着。とくに既婚者や大人の女性にふさわしい和の装いといえるでしょう。

訪問着をネットレンタルするときの5つポイント

近年、訪問着などの着物を着る習慣がなくなり、購入するよりもネットレンタルを利用する方が増えています。

レンタルショップによってサービスの内容はさまざま。ネットレンタルを利用するときに、ぜひ見ておきたい5つのチェックポイントがこちらです。

1．訪問着のセット内容

訪問着に問わず着物をネットレンタルしているショップの多くは、着付けに必要なものを「フルセット」にして用意。

しかし、フルセットといっても、ショップによって内容が異なり、着物に合わせて使うバッグや草履といった小物類は、別途にレンタルを申し込まなくてはいけない場合も。

セット内容は必ずチェックして、足りないものを事前に把握しておくようにしましょう。

2．クリーニング不要で返却できるのか？

訪問着でお出かけになったとき、悪天候で泥がはねてしまったり、食事中のシミなど不本意ながら汚してしまう場合もあります。そんなときに便利なのが、クリーニング不要でそのまま訪問着の返却ができるサービスです。

ある程度の汚れなら、レンタルしたお店が訪問着の丸洗い、シミ抜きを行ってくれるので、こちらでクリーニングに出す手間がかからず気軽にレンタルできます。ただし、汚れの程度によっては別途料金が発生することも。

「クリーニング不要」のサービスの有無を確認するときには、「有料」なのかもあわせてチェックするとよいでしょう。

3．訪問着の送料の有無

最近の訪問着のネットレンタルでは、全国往復送料無料のサイトが増えています。しかし、送料無料なのは、一定の金額以上の利用の条件がほとんど。

レンタルする訪問着の金額によっては送料がかかることがありますので、どの金額から送料無料になるのかを確認して上手に利用しましょう。

4．レンタルのキャンセル料金の設定

結婚式や入学式など前もって出席を予定していても、何らかの都合でやむを得ずキャンセルしなくてはいけない場合も考えられます。

何日前から、どのくらいのキャンセル料がかかるのかを調べておくと、想定外でかかるお金を把握することができるでしょう。

5．訪問着のレンタル期間

慣れない着付けや訪問着のコーディネートを確認するためにも、余裕のある日数でレンタルができると安心です。内容に不備があった場合などでも素早く対応ができるため、目安として本番の3日ほど前に手元に届くとよいでしょう。

入学式や七五三など記念撮影をして思い出を残したい場合にも、レンタル期間が長いほうが無理なく予定が立てられるのでおすすめです。

訪問着のネットレンタルはサービス内容をみながら

直接、店舗で確認することができない訪問着のネットレンタルは、自分で調べ、問い合わせをすることが大切。ご紹介した基本のチェックポイントを参考に、自分の条件に合ったサイトから大切な日を彩る訪問着をレンタルしましょう。

晴れ着の丸昌池袋店では、特別な日を上品に過ごすのにふさわしい訪問着を幅広くラインナップ。日本人女性を美しく見せる訪問着をお選びいただけます。どうぞお気軽にお問い合わせください。