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色留袖に関する豆知識

色留袖は結婚式に着ていける?立場別でみる選び方のポイント

2024.01.15

2024.07.18

親族や友人の結婚式に色留袖は着ていけるか?特に色留袖は、立場やシーンによって選び方を変える必要がある着物。慶びの日を晴れやかに過ごすためにも、着用できる立場やシーン、選び方のポイントを知っておきましょう。

立場別にみる、結婚式での色留袖の選び方

結婚式に色留袖を着る場合、立場によって使い分けが必要です。色留袖は紋の数によって格が決まるため、立場によって結婚式にふさわしい場合とそうでない場合があります。お祝いの席にふさわしい色留袖を、正しく使い分けて堂々と着こなしましょう。

新郎新婦の母親である場合は?

新郎新婦の母親として結婚式で着用する際は、もっとも格の高い五つ紋を付けた黒留袖を着用するのがマナーです。

色留袖は、五つ紋の比翼仕立てであれば黒留袖と同格です。しかし、ゲストをお迎えする母親は、黒留袖を選ぶほうがよいでしょう。厳粛な場では、花嫁を引き立てるためにも、格調高く落ちついた柄を選びましょう。

結婚式では両家の両親がゲストの前に並ぶことが多いため、片方が色留袖で片方が黒留袖といった衣装の差が出ないよう配慮が必要です。新郎新婦ともに事前に衣装を確認し、装いの格を統一するようにしましょう。

新郎新婦の親族、親戚である場合は?

兄弟や姉妹、いとこなど、主役に近い親族として結婚式に参列する場合には色留袖がふさわしいでしょう。未婚既婚問わず着用できるのも色留袖のよいところ。柔らかい色合いと品のある美しさをもつ色留袖は、結婚式という晴れの日にぴったりです。

未婚女性であれば第一礼装である振袖を選ばれる方も多いのですが、華やかさの中にも落ち着いた雰囲気を出したい場合は色留袖が最適ではないでしょうか。

友人としてゲストでお呼ばれした場合は?

紋の数が多いほど格が高くなるため、ゲストが五つ紋の色留袖を着ることはマナー違反にあたります。三つ紋や一つ紋であれば、訪問着と同格となるため、本来は問題ありません。

ただし、色留袖は身内のお祝い事に着用されることが多いため、ゲストが着ると親戚側にみられがちです。

そのため、年配の方が多く出席される結婚式では、迷ったら未婚で若い方であれば振袖、訪問着をお持ちであれば訪問着を選ぶなど、できるだけ親族女性の格を超えない装いを意識するとよいでしょう。

結婚式の色留袖、帯はどう選んだらよいの?

結婚式で色留袖を着る場合、帯は袋帯を二重太鼓で締めます。袋帯は、喜びが重なるという意味があり、結婚式にふさわしい帯です。色留袖の格調に合わせて、金糸や銀糸が織り交ざった気品ある柄の帯を選びましょう。

例えば、金銀の模様が全体に入った帯や、花や鳥などの模様に金糸や銀糸が施された帯などがおすすめです。帯の色は、色留袖の色と同系色や、地色を引き立てる反対色を選ぶとよいでしょう。

色留袖は華やかで格調高い着物なので、帯もそれに負けない華やかさと気品のあるものを選ぶと、結婚式の装いにぴったりです。

結婚式にふさわしい色留袖の小物選びは?

結婚式で色留袖を着用する際は、小物の合わせ方にも気を配りましょう。基本的には、帯揚げや帯締めの色は白の礼装用または白地に金銀が入っているものを選びます。

三つ紋や一つ紋の色留袖を準礼装として着用する際は淡い色のついているものでも問題ありませんが、身内の結婚式であれば白が望ましいでしょう。

結婚式におすすめの色留袖ベスト5をご紹介!

結婚式やお祝いの席にふさわしい色留袖は、自分に合う色や柄を選びたいものですね。晴れ着の丸昌池袋店では、たくさんの種類の色留袖をご用意しております。その中から、結婚式におすすめの色留袖ベスト5をご紹介していきます。

色留袖レンタルIRB1209 B2(身長160cm前後、13-15号、ヒップ95-110cm)

淡いサーモンピンクの地色に檜扇や誰が袖(たがそで)の古典柄が優雅な色留袖です。誰が袖とは、豪華な衣裳(衣装)を衣裄にかけた図のこと。桃山時代から現代まで使われ続けている人気の着物柄です。

ひらりと流れる衣裳(衣装)の裾は艶やかで、それにまとわりつくような桜の花がとても印象的。上品で風格のある絵柄は、40から50代の方にぜひ着ていただきたい一品です。結婚式では新郎新婦に近い親族の方におすすめ。

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色留袖レンタルIRB1193 A3(身長165cm前後、9-13号、ヒップ85-100cm)

爽やかなブルー地に束ね熨斗と地紙の古典文様が美しい色留袖。地紙とは扇の骨組を省略した文様のことで、末広がりの縁起のよい絵柄は結婚式にはぴったりの柄です。

色留袖は結婚式では、親族側の装いと思いがちですが、一つ紋であればゲストの装いとして着ることができます。また、祝賀会などマナーを重んじるシーンには、積極的に色留袖を着用しましょう。

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色留袖レンタルIRB1207 A2(身長160cm前後、9-13号、ヒップ85-100cm)

ピンクオレンジの地色にバラの花があしらわれた色留袖。銀糸で刺繍されたバラがとてもシックで印象的です。また、ピンクオレンジの明るい地色は顔映りもよく、人気の商品。

30から40代の方におすすめの色留袖ですが、合わせる帯を変えるだけで50代の方まで着用できます。また、着用シーンも結婚式だけでなく、入学式やパーティー、お宮参りなどで幅広く着ることができます。

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色留袖レンタルIRB1183 A2(身長160cm前後、9-13号、ヒップ85-100cm)


落ち着いたベージュの地色に鶴や亀、宝づくしなど吉祥文様が描かれた色留袖。落ち着いた地色に四季の花々が描かれた柄は見るからに楽しげですね。

気品のある絵柄とベージュの地色は40から60代の方におすすめ。結婚式の親族の装いはもちろん、娘さんの結納の席、お孫さんのお宮参り、祝賀会など着用シーンもいろいろです。

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色留袖レンタルIRB1185 A2(身長160cm前後、9-13号、ヒップ85-100cm)

やわらかいピンクベージュの地色に、四季の花々と可愛らしい花の丸が施され、かずら帯がゆったりとたなびく図柄がとても優雅な色留袖。

全体的に落ち着いた雰囲気の色留袖は、30から40代の方におすすめです。お祝いの席にぴったりの上品な絵柄は、結婚式で親族、ゲストの両方で着用できます。また、格式の高いお茶会や祝賀会にもマナーを守った装いとなります。

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お祝いの心を込めて、結婚式には色留袖を!

色留袖は、着物の中でも特に使い分けが重要です。紋の数や色柄によって、着用できるシーンが異なるため、事前に確認しておきましょう。華やかさと格を兼ね備えた色留袖は、結婚式の装いにぴったりです。

晴れ着の丸昌池袋店では、晴れの日にふさわしい色留袖が各種揃っています。レンタルなら種類豊富な中からお好みの柄をじっくり選べるので、自分にぴったりの1枚がきっと見つかります。

こちらは2017年4月7日に投稿した記事を加筆・修正したものです。

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