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着物に関する豆知識

着物の種類を知り、着物のよさを再発見しましょう

2024.01.15

2024.06.19

着物は日本の伝統文化です。さまざまな種類があり、柄や素材により格付けがあります。

長い歴史の中で、今もなお多くの方に愛されている着物の種類と特徴を知り、着物をもっと身近に感じてみませんか?

着物にはどんな種類があるの?

着物には、種類や格付けによって、着用するシーンや場面が決まります。

正装は、冠婚葬祭などのフォーマルな場面で着用します。最も格式の高い「黒留袖」や「色留袖」のほか、「訪問着」「色無地」などがあります。普段着は、カジュアルな場面で着用します。最もカジュアルな「浴衣」のほか、「小紋」「紬」などがあります。

また、未婚・既婚の区別がある着物もあります。未婚女性が着用する「振袖」に対し、既婚女性が着用する「黒留袖」や「色留袖」があります。

日本には、四季折々の伝統行事があり、それに合わせた着物があります。例えば、春は「卒業式」や「入学式」などの行事があり、夏は「花火大会」や「お祭り」などの行事があります。

着物の種類や格付けを覚えるのは、最初は難しいかもしれませんが、日本人が考えだした歴史ある着物について、この機会にぜひ学んでみてはいかがでしょうか。

ここでは代表的な着物の種類と特徴、着用するシーンをご紹介します。

黒留袖

着物の中で最も格が高いのが、黒留袖。黒字の着物に紋を5つ入れ、裾に模様が描かれた祝賀用で既婚の女性の第一礼装とされています。

主に新郎新婦の母親や仲人が結婚式に着用する、最上の慶びが込められた着物です。

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色留袖

同じ留袖でも、色で染めてあるものは色留袖と呼ばれ、こちらは未婚女性も着ることができます。

五つ紋がつくと黒留袖と同じ格になりますが、一つ紋や三つ紋つきは結婚式やパーティーで着用可能。色合いがとても美しく、さまざまなシーンで活躍できる着物です。

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振袖

振袖は、未婚女性の第一礼装です。長い袖が特徴で、袖の長さにより大振袖、中振袖、小振袖と種類が分かれます。

成人式や卒業式に女性に着用されるのがこの振袖。結婚した後に、袖を短くして訪問着として着る方もいらっしゃいます。

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訪問着

未婚、既婚問わず略礼装として着る華やかな着物が訪問着です。紋がつくと準礼装になります。

すべての柄が縫い目をまたいで続き、まるで一つの絵のように染められている「絵羽模様」と呼ばれる模様が特徴。

披露宴に出席する際やパーティー、入学式など、華やかな場所で正式な礼服として着用されます。

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小紋

パターン型で小さな模様が描かれている型染めの着物が小紋です。

ちょっとした集まりや観劇など、フォーマルではないけれどおしゃれしたい時にサラッと着こなす姿はとても粋な装いに。

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色無地

黒以外に染められた、柄のない無地の着物が色無地です。

紋の有無で使い分けができるのが特徴。紋をつけた場合は礼装となり、なしの場合は外出着や習い事に活躍します。

幅広く着ることができるので一枚持っていると重宝するでしょう。

付下げ

着た時に模様がすべて上向きになるのが特徴の付下げです。

正式な礼装ではありませんが、改まった訪問や年始の挨拶など、おしゃれ着として用いられます。

訪問着とほぼ同じような用途で使われますが、訪問着と比べると若干華やかさに欠けるため、帯や小物で工夫するとよいでしょう。

喪服

喪主や故人の親族が葬儀や告別式に着る、喪の第一礼装である喪服。帯の色の組み合わせで格が決まります。

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お宮参り用晴れ着

赤ちゃんが生まれて一ヶ月前後に行う、お宮参り用に着用する赤ちゃんのための初めての着物です。地域により初着や掛け着など、呼び方はさまざま。

男の子、女の子ともそれぞれ決まった柄があり、赤ちゃんを抱っこし赤ちゃんの背中を覆うようにまといます。

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着物の種類と用途を知ってもっと身近に

着物はこのようにさまざまな種類があり、シーンに適した使い分けが必要です。場違いになってしまったりマナー違反にならないよう、種類と用途を知り、着物を楽しんでいただけたらと思います。

晴れ着の丸昌池袋店は、皆さまに着物をより身近に感じていただけるようお手伝いをいたします。小物も揃ったフルセットレンタルもありますので、お気軽にお問い合わせください。

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