振袖や袴など着物にもいろいろな種類がありますが、それぞれで必要なものも違います。使う直前になって慌てないよう、事前に必要なものを調べておき、イベントを楽しみましょう。
振袖・袴を着る場合
成人式や卒業式など、節目となるイベントで着用することが多い振袖と袴ですが、ベースとなる着物は同じで、帯を締めるか袴を着るかが大きな違い。振袖と袴に共通して必要なものと、それぞれに必要なものをご紹介します。
共通して必要なもの
- 着物
- 重ね衿(伊達衿)
- 長襦袢
- 半衿
- 衿芯
- 腰紐
- 伊達締め
- コーリンベルト(着物ベルト)
- 肌襦袢(肌着)
- 裾除け
- 足袋
- 草履
- 髪飾り
- 補正用タオル
振袖に必要なもの
- 袋帯
- 帯揚げ
- 帯締め
- 帯板
- 帯枕
- 三重仮紐(三重紐)
- ハンドバッグ
袴に必要なもの
- 袴
- 袴帯(半巾帯、袴下帯)
- 巾着
着物と袴の必要なものは共通しているものが多いからこそ、いざというときには注意が必要です。着物を着る予定があるときには、必要なものをそれぞれチェックしておきましょう。
男性が着物を着る場合
女性の着物と比較すると、男性の着物はシンプルなので準備するものは少なくて済みます。
必要なもの
- 着物
- 長襦袢
- 半衿
- 腰紐
- 角帯
- 肌襦袢(ブイネック下着)
- ズボン下
- 足袋
- 草履(雪駄)
羽織・袴を着る場合
- 羽織
- 羽織紐
- 袴
- 扇子(白扇)
男性が着物を着る機会は少ないですが、女性と比べて必要なものも少ないですし、着付けも簡単。男性が着物を着ると凛々しい印象を与えてくれるので、ときどき着ると気分も上がり、イベントがより楽しくなります。
普段着る機会がない方も、お正月や夏祭りなどのイベントのときには、女性とあわせて着物デートをするのもおすすめです。
七五三の場合
七五三に関しては男の子と女の子はもちろん、年齢によっても少し準備するものが違います。子どもにとって一生に一度のお祝いの日なので、事前にチェックして万全の状態で当日を迎えましょう。
3歳(女の子)
女の子が七五三を行う3歳、7歳でそれぞれ着物を着ますが、帯を締めるか締めないかという違いがあります。3歳のときは、着物の帯は締めずに被布を使用するのが一般的。
子ども用の着物とはいえ、大人と同じように必要なものも多いので、きちんと準備することが大切です。
- 被布
- 着物
- 重ね衿(伊達衿)
- 長襦袢
- 半衿
- 兵児帯
- 肌襦袢(肌着)
- 裾除け
- 腰紐
- 草履
- 巾着
- 髪飾り
- 足袋
正式には男の子も3歳で七五三を行うのですが、現在は5歳のみ行うご家庭も多くあります。男の子が3歳の七五三を行う場合、着物を着るときには女の子同様被布を使用しましょう。
5歳(男の子)
男の子は初めて袴を着用して刀を差すことで、社会の仲間入りをする大切な儀式。女の子より必要なものは少ないですが、油断せずきちんと確認して一式揃えましょう。
- 着物
- 半襦袢(長襦袢)
- 半衿
- 羽織
- 羽織紐
- 袴
- 角帯
- 懐剣
- お守り
- 白扇
- 腰紐
- 雪駄(草履)
- 足袋
7歳(女の子)
7歳の七五三は帯を締めて、しっかりと着物を着る歳になったことを祝う行事なので、大人の着物と必要なものはあまり変わりません。七五三ならではの物品もいくつかあるので、漏れのないようしっかりと準備しましょう。
- 着物
- 重ね衿(伊達衿)
- 長襦袢
- 半衿
- 帯
- 帯揚げ
- 志古貴
- 帯締め
- 筥迫
- びらかんざし
- 扇子
- 帯板
- 帯枕
- 三重仮紐(三重紐)
- 肌襦袢(肌着)
- 裾除け
- 腰紐
- 伊達締め
- 草履
- ハンドバッグ
- 髪飾り
- 足袋
着物を着るときは早め早めの準備を
着物は必要なものが多く、すぐに準備できるものばかりではありません。そのため、使用する予定があるときには、必要なものをチェックして早めに準備するようにしましょう。
晴れ着の丸昌池袋店では、大人用から子ども用の着物まで、豊富なレンタル着物を取り扱っております。必要なものは一式セットになっているので、忘れてしまう心配もありません。ぜひ一度ご覧ください。
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