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着物に関する豆知識

着物を着る前に要チェック!着付けに必要なもの一覧

2017.02.04

2024.07.12

振袖や袴など着物にもいろいろな種類がありますが、それぞれで必要なものも違います。使う直前になって慌てないよう、事前に必要なものを調べておき、イベントを楽しみましょう。

振袖・袴を着る場合

成人式や卒業式など、節目となるイベントで着用することが多い振袖と袴ですが、ベースとなる着物は同じで、帯を締めるか袴を着るかが大きな違い。振袖と袴に共通して必要なものと、それぞれに必要なものをご紹介します。

共通して必要なもの

  • 着物
  • 重ね衿(伊達衿)
  • 長襦袢
  • 半衿
  • 衿芯
  • 腰紐
  • 伊達締め
  • コーリンベルト(着物ベルト)
  • 肌襦袢(肌着)
  • 裾除け
  • 足袋
  • 草履
  • 髪飾り
  • 補正用タオル

振袖に必要なもの

  • 袋帯
  • 帯揚げ
  • 帯締め
  • 帯板
  • 帯枕
  • 三重仮紐(三重紐)
  • ハンドバッグ

袴に必要なもの

  • 袴帯(半巾帯、袴下帯)
  • 巾着

着物と袴の必要なものは共通しているものが多いからこそ、いざというときには注意が必要です。着物を着る予定があるときには、必要なものをそれぞれチェックしておきましょう。

男性が着物を着る場合

女性の着物と比較すると、男性の着物はシンプルなので準備するものは少なくて済みます。

必要なもの

  • 着物
  • 長襦袢
  • 半衿
  • 腰紐
  • 角帯
  • 肌襦袢(ブイネック下着)
  • ズボン下
  • 足袋
  • 草履(雪駄)

羽織・袴を着る場合

  • 羽織
  • 羽織紐
  • 扇子(白扇)

男性が着物を着る機会は少ないですが、女性と比べて必要なものも少ないですし、着付けも簡単。男性が着物を着ると凛々しい印象を与えてくれるので、ときどき着ると気分も上がり、イベントがより楽しくなります。

普段着る機会がない方も、お正月や夏祭りなどのイベントのときには、女性とあわせて着物デートをするのもおすすめです。

七五三の場合

七五三に関しては男の子と女の子はもちろん、年齢によっても少し準備するものが違います。子どもにとって一生に一度のお祝いの日なので、事前にチェックして万全の状態で当日を迎えましょう。

3歳(女の子)

女の子が七五三を行う3歳、7歳でそれぞれ着物を着ますが、帯を締めるか締めないかという違いがあります。3歳のときは、着物の帯は締めずに被布を使用するのが一般的。

子ども用の着物とはいえ、大人と同じように必要なものも多いので、きちんと準備することが大切です。

  • 被布
  • 着物
  • 重ね衿(伊達衿)
  • 長襦袢
  • 半衿
  • 兵児帯
  • 肌襦袢(肌着)
  • 裾除け
  • 腰紐
  • 草履
  • 巾着
  • 髪飾り
  • 足袋

正式には男の子も3歳で七五三を行うのですが、現在は5歳のみ行うご家庭も多くあります。男の子が3歳の七五三を行う場合、着物を着るときには女の子同様被布を使用しましょう。

5歳(男の子)

男の子は初めて袴を着用して刀を差すことで、社会の仲間入りをする大切な儀式。女の子より必要なものは少ないですが、油断せずきちんと確認して一式揃えましょう。

  • 着物
  • 半襦袢(長襦袢)
  • 半衿
  • 羽織
  • 羽織紐
  • 角帯
  • 懐剣
  • お守り
  • 白扇
  • 腰紐
  • 雪駄(草履)
  • 足袋

7歳(女の子)

7歳の七五三は帯を締めて、しっかりと着物を着る歳になったことを祝う行事なので、大人の着物と必要なものはあまり変わりません。七五三ならではの物品もいくつかあるので、漏れのないようしっかりと準備しましょう。

  • 着物
  • 重ね衿(伊達衿)
  • 長襦袢
  • 半衿
  • 帯揚げ
  • 志古貴
  • 帯締め
  • 筥迫
  • びらかんざし
  • 扇子
  • 帯板
  • 帯枕
  • 三重仮紐(三重紐)
  • 肌襦袢(肌着)
  • 裾除け
  • 腰紐
  • 伊達締め
  • 草履
  • ハンドバッグ
  • 髪飾り
  • 足袋

着物を着るときは早め早めの準備を

着物は必要なものが多く、すぐに準備できるものばかりではありません。そのため、使用する予定があるときには、必要なものをチェックして早めに準備するようにしましょう。

晴れ着の丸昌池袋店では、大人用から子ども用の着物まで、豊富なレンタル着物を取り扱っております。必要なものは一式セットになっているので、忘れてしまう心配もありません。ぜひ一度ご覧ください。

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