お子さまの大切な行事といえば七五三。洋服とは違い、慣れない着物のサイズは、どのように測るのか戸惑う方も多いのではないでしょうか?お子さまの七五三で慌てない、着物のサイズの測り方についてまとめました。
七五三の着物を準備する時期は?
七五三は3歳の男女児、5歳の男児、7歳の女児の成長を神様に感謝し、今後の健康と幸せを家族でお祈りする行事。
本来、七五三は、鬼が出歩かない「鬼宿日(きじゅくにち)」にあたる11月15日に、神社でのお参りを行っていましたが、現在では、10月後半から12月上旬の家族の都合のよい日にお祝いを行うケースが多いようです。
そのため、七五三で着物を着る場合には、できれば夏くらいにお子さまの体のサイズをチェックしておくとよいでしょう。七五三の着物のサイズを合わせるポイントは3つ。確認していきましょう。
ポイント1.着物の着丈、裄のサイズを測る
七五三の着物を選ぶ前に知っておきたいのが、着丈と裄(ゆき)のサイズ。着物を着付けたときの着物の寸法のことです。まずは、それぞれを測り、お子さまの体のサイズを確認していきます。
着丈の測り方
着丈とは、着物を着たときの襟ぐりから裾までの長さのこと。着丈のサイズは子どもの首の付け根中心から、くるぶしの真ん中の高さまでの長さを、まっすぐメジャーで測るようにします。
裄の測り方
着物を着たときの、衿の中央から袖の先までの長さのことを裄といいます。裄のサイズは、子どもの首の付け根中心から肩を通り、腕に沿うようなイメージで、手首までの長さをメジャーで測るようにするとよいでしょう。
ポイント2.七五三の着物のサイズを合わせる
子ども用の着物は、子どもの成長に合わせてサイズが調節できるように、そして、子どものますますの成長を願って、大きめに仕立てられています。
そのため、子どもの着丈、裄のサイズを元に、「腰上げ」「肩上げ」と呼ばれる2つの方法で着物のサイズを調節していきます。
七五三の着物の「腰上げ」
女の子も男の子も測った着丈に合うように、腰上げを行い着物のサイズを合わせます。腰上げは、身丈(着物の襟から裾までの長さ)から着丈(子どもの首から足のくるぶしまでの長さ)をひいて、余った長さを縫いつまんで調節をします。腰上げの位置を決める方法は次の通り。
- 着物の裾から、腰上げ分の半分の長さを測る
- 1で測った位置と肩山の半分のところをあげ山(折り目)にする
しかし、着物の柄のバランスなども考えて、ちょうどいいと思える位置をあげ山にしましょう。
七五三の着物の「肩上げ」
裄も着丈と同じように、サイズを合わせていきます。着物の裄(着物の衿の中心から袖までの長さ)から腕の長さ(首の後ろの中心から手首まで)をひいた長さが、肩上げ分になります。
肩あげ山は、肩幅の半分の位置。肩上げをするときは、肩山を中心に前身ごろから後ろ身ごろにかけて、縫いつまんでいきます。
子どもの体系に合わせて腰上げ、肩上げをした着物は着崩れしにくく、着やすくなります。快適に七五三の着物を着れるように、サイズはしっかりと合わせてあげましょう。
ポイント3.七五三の袴のサイズを確認
5歳の男児の七五三は、「袴着」といわれる儀式にまつわるお祝い。そのため、袴をつけ男の子らしい柄の羽織を着たスタイルが定番となっています。
男児の七五三に欠かせない袴のサイズは、前紐の幅を含まない紐下の長さの「紐下丈(または袴丈)」の表示を見て確認。
平均的な紐下丈のサイズである60㎝で仕立てているものが多いようですが、多少の誤差でしたら着付けの位置で、丈の調節が可能な場合があります。気になる場合には、着付けを依頼する美容室に、袴のサイズを知らせて相談してみるとよいでしょう。
七五三で着れるおすすめの着物
七五三で着れるおすすめの着物、5選を紹介いたします。晴れ着の丸昌池袋店では、7歳の女の子用には110~125cm、5歳の男の子用には98~109cmもしくは110~125cm、3歳の女の子用には85~100cmのサイズの着物を取り揃えています。
男の子用の袴については、お子さまの身長に合ったサイズを注文できるので安心です。
七歳お祝い着レンタル カタログ柄674-01
黄色地のさわやかな印象の着物フルセット。鮮やかな黄色地は顔を明るく見せてくれます。
裾にあしらっているのは、古典的な柄の手まりと花々。女性らしい美しさを感じさせます。赤の小物もかわいらしく、黄色地の着物に映えます。
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七歳お祝い着レンタル カタログ柄723
クリーム色を基調とした着物フルセット。クリーム地と桃色の花柄が、やさしい印象を与えます。
大人しい色合いの着物に、緑色の帯がアクセントとなって、さわやかさも感じさせます。かわいらしい色合いとデザインで、お子さまもきっと気に入るでしょう。
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七歳お祝い着レンタル カタログ柄713
華やかな赤を基調とした着物フルセット。格調高い絵羽模様(えばもよう)の着物で、七五三などのお祝い着にピッタリです。
桜と牡丹が散りばめられ、かわいらしく明るい印象に。伝統を大切にするおじいちゃんやおばあちゃんにも、きっと喜ばれるはず。
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五歳お祝い着レンタル カタログ柄501-S
男らしい黒地の着物。漆黒の羽織には、背中に雄々しく羽ばたく鷹の絵柄。伝統的な鼓(つづみ)と松竹梅もあしらわれており、お祝い着にピッタリです。
まだまだわんぱく盛りのお子さまも、着物を着てたくましくカッコいい男の子に。袴のサイズは注文時にお選びください。
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五歳お祝い着レンタル カタログ柄507-S
めずらしい金茶を基調とした着物フルセット。羽織の内側から見える着物は金色でとても引き立ちます。
渦巻く波の中に、力強い鷹と打ち出の小槌をあしらっています。サイズを選べる袴は、格調高い花菱模様。凛としたたくましいお子さまの姿に感激されるでしょう。
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七五三の着物はお子さまのサイズや雰囲気にあわせて
お子さまが主役の七五三。成長が早い時期ですので、着物のサイズを測るときは、早すぎず遅すぎずのタイミングで、準備を計画的に進めてみましょう。
晴れ着の丸昌池袋店では、お子さまの健やかな成長を願った七五三にぴったりの晴れ着のレンタルを行っております。
お子さまの華やかで凛とした七五三の晴れ着姿は、とびきりの愛らしさ。家族の大切な思い出のお手伝いに、当店の着物はいかがでしょうか?
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※掲載した商品は、予約受付終了等の理由によりご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください。商品についての質問等は店舗までお問い合わせください。
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