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礼服に関する豆知識

礼服と喪服の違いは?紳士フォーマル(礼服)の選び方&マナー

2024.01.15

2024.07.19

礼服とは「冠婚葬祭全般で着用するフォーマルウェア」です。今回は男性のシーン別ふさわしい礼服の種類と、知っておきたいマナーと基礎知識をご紹介します。混同しがちな「礼服」と「喪服」についてもわかりやすく解説します。

喪服はお葬式や法事で着る「礼服」

「礼服」は冠婚葬祭で着用する正装のこと。そのなかでお葬式や法事の場で着るものを「喪服」といいます。つまり、礼服という広いくくりの中に喪服が含まれているのです。

礼服には「昼の礼服」と「夜の礼服」があり、昼間に行われる結婚式や披露宴は昼の礼服を、夜に開催されるパーティーや結婚式では夜の礼服で参加するのがマナー。現在は厳密に区別されていないのですが、礼服を選ぶときには考慮してください。

礼服の基本

礼服はどのような洋服で、どのようなシーンで着用するのがふさわしいのかを具体的にご説明します。

【格式】礼服は「正装」「礼装」

礼服は儀式などで着るフォーマルウエア。格式はそれぞれ「正礼服」「準礼服」「略礼服」「平服」にわけられていますが、礼服を着用すれば「正装」「礼装」にあたります。また、紋付の羽織袴・黒無地着物(黒喪服)・黒留袖などの和装も格式の高い礼服です。

【着用シーン】冠婚葬祭で着られる

礼服は、結婚式や入学式などのお祝い事から、お葬式などのお悔やみ事まで、幅広いシーンで着用できるフォーマルウェアです。

礼服には、ブラックフォーマルとカラーフォーマルの2種類があります。ブラックフォーマルは、冠婚葬祭の「葬」にあたる弔事に着用する喪服として一般的です。黒色の深さや生地の質がビジネススーツとは異なるため、ビジネスシーンには向いておらず、スーツの代用として着用することはできません。

また、黒のビジネススーツを礼服代わりに着用することもマナー違反です。礼服とビジネススーツは、本来の目的や用途が異なるため、混同して着用することは避けましょう。

礼服の種類

男性の礼服には、主に「モーニングコート」「燕尾服」「タキシード」「ブラックスーツ」などの種類があり、それぞれ着用シーンが異なります。

モーニングコート

モーニングコートとは、昼の正礼服で、結婚式でもお葬式でも着用できる慶弔両用の礼服。

燕尾服

燕尾服とは、男性の夜の正礼服のひとつで、格調の高い夜の式で着用します。

タキシード

タキシードとは、夜の準礼服。最近は昼間の着用も可能になり、一般的な結婚式でも着られることが多くなっています。

ブラックスーツ

ブラックスーツとは、もっともスタンダードな礼服で、格式は略礼服。昼夜関係なく、結婚式やお葬式をはじめ、さまざまな儀式・フォーマルシーンで着ることができます。

「喪に服す」礼服=「喪服」

礼服の種類のひとつである喪服は、お葬式・法事といった弔事の席での服装。喪服は「喪に服す」という、悲しみに寄り添う気持ちを表しています。

喪服として着るべき服の種類

喪服にも「正喪服」「準喪服」「略喪服」といった格式があります。喪主や遺族として参列する場合、男性であれば正喪服であるモーニングコートや紋付羽織袴、女性は黒紋付など着物を着ることがマナーでした。

しかし近年は、マナーの捉え方も変わってきており、喪主や遺族であっても、洋装の略喪服を着るケースが増えています。これは、葬儀の形態が簡素化される傾向にあることや、洋装の喪服の普及などが背景にあると考えられます。

なお、喪服を着用する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 黒色の服装を着用する
  • 華美な装飾やアクセサリーは避ける
  • 肌の露出が多い服装は避ける

喪服は、故人や遺族への思いやりを示すためのものです。マナーを守って、故人を偲びましょう。

格式高いのは「漆黒」

喪服の格式は、生地の黒色の濃さによっても決まります。最も格式が高い喪服は、生地の黒色が深く濃い「漆黒」のものであり、高級なものは深い黒になるまで何度も染め直されています。

喪服を選ぶ際には、光沢がなく、より漆黒に近いものを選びましょう。光沢のあるものは、カジュアルな印象を与えるため、避けるべきです。

ネクタイも黒で光沢がなく、シンプルなものを選びましょう。刺繍や柄など装飾があるものやネクタイピンの利用は、華美な印象を与えるため、避けてください。また、ネクタイの結び方も、きちんと結んで、だらしなく見えないようにしましょう。

晴れ着の丸昌池袋店おすすめの礼服

レンタル礼服を扱う晴れ着の丸昌池袋店から、冠婚葬祭におすすめの2着をご紹介。体型の変化で手持ちの礼服が合わなくなった、めったに着ないから買うのはもったいない、そんな方はぜひレンタルをご活用ください。

冬用黒ダブル略礼服

スタンダードなブラックスーツは、結婚式からお葬式まで幅広く活躍してくれるフォーマルウエア。結婚式や祝賀会・パーティーなどには白いネクタイとポケットチーフで華やかに。黒のネクタイを合わせると喪服として着用できます。格式は、正礼服の次に格式高い「昼の凖礼装」にあたります。

さらに、ダブルスーツはお腹まわりなど体型カバーにも一役かってくれ、シングルスーツより風格もアップ。貫禄を与える印象になるので、若い方より中高年~年配の方におすすめの礼服です。

>>冬用黒ダブル略礼服の詳細はこちら

冬用モーニングコート(18)

「昼の正礼服」となるモーニングコートは格式高い式典や結婚式に適しており、主に新郎・新婦のお父さまが着用しています。

礼装の場合、サスペンダーや白手袋など小物を用意するのも大変ですが、レンタルであればすべてセットされているのでラクラク準備できます。冬用の生地を使用していますので、レンタルの際は着る季節にご注意ください。また、暑い季節にも着られる「夏用のモーニングコート」もご用意しています。

>>冬用モーニングコート(18)の詳細はこちら

さらに、晴れ着の丸昌池袋店では「女性向けの来店喪服・ブラックフォーマル」も取り扱いしています。詳しくはこちらをご覧ください。

>>女性向け 来店喪服・ブラックフォーマルはこちら

マナーに配慮した礼服を手軽にレンタル!

しきたりの多い冠婚葬祭で着用する礼服はマナーを守ることが大切。主催者側であっても招かれる側であっても、その場にふさわしい装いを心がけましょう。

晴れ着の丸昌池袋店は、慶事・弔事にふさわしいレンタル礼服を豊富にご用意。小物類もマナーに沿って一式セットしているので、安心かつ簡単にご準備いただけます。礼服をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

※この記事は2017年4月19日に公開したものを、加筆・更新しています。

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